【2018年の目標】

正月は奥さんの実家がある福島で過ごしました。そのとき温泉に行ったのですが、そこであったエピソードをお話します。

温泉から上がってロビーのソファーでくつろいでいると、杖を付いて歩くご年配の男性がゆっくり近づいてきました。

「少しお話してもいいですか」

そういうと僕の隣りに腰掛けられました。ここはお身体が不自由な方のために作られた温泉やリハビリセンターが併設していました。

男性は足を10数年前に悪くされ、奥様の運転する車でこの温泉に通っているそうです。ちょうど奥様がお風呂から上がる待っている時間でした。

若いときはタクシードライバーで、その仕事が大好きでした。その後、足を悪くされ続けられなくなり、一般企業に就業されます。

でも書類に囲まれるその仕事はとてもストレスフルでつまらなかったそうです。

「仕事はやっぱり楽しくなくちゃダメですね」と男性はおっしゃられました。

そして今は献身的に付き添ってくれる奥様に感謝しているそうです。僕に向かってこう言われました。

「あなたはご結婚されてますか。それなら奥さんを大事にしてあげてください」

やがて奥様が見えられると2人でその場を離れていきました。2018年の目標をこの男性を通して告げられた気がしました。

ひとつは奥さん、家族を大事にすること。もうひとつは楽しめる仕事をすること。

自分の心が喜び、あたたかさを感じられる1年にしたいと思います。

カテゴリー: ライフ | コメントする

【クリエイターとしての究極目標】

僕は自分の名前を後世に残したいという願望はないのですが、作ったものが何かしら形となって残ってほしいなあと思っています。誰かのために役立っていたり、喜んでくれたりするものを生きているうちにいくつか残していきたい。僕のクリエイターとしての究極目標です。

社会人1年目のときに入社したデザイン事務所で、JRの駅員さんが使う業務用時刻表の小さなカットを描いたことがあります。偶然電車を利用したときにそれを持っている駅員さんを見かけました。

本当に小さな出来事でしたが、自分の作ったものが社会の中で生きている喜びを感じた最初の体験でした。だから僕は戦争なんかで遺産が爆破されたり、街のモニュメントなんかが汚され傷つけられたりするニュースを観ると、とてつもなく胸が痛むのです。

自分の作ったものが社会で生き続ける。そういう仕事をできるだけたくさんしたいし、そのために人生の残り時間を使いたいと思っています。

カテゴリー: ライフ, 作品 | コメントする

【イラストレーター=感謝】

「イラストレーターは名乗れば、その日からイラストレーター」昔からよく聞く言葉です。

確かにライセンスなどがある仕事ではありません。また「アーティスト」と名乗れば何をやっていても通る部分もあります。

でも僕の中でのイラストレーターの定義は、自分のことをイラストレーターと認知して頂いてお仕事くださり、絵を描いてその対価としてのお金を頂いたときにやっとイラストレーターと名乗れるような気がしています。

だから実はイラストレーターを名乗れるのは、僕を必要として頼ってくれる方がいらっしゃるからなのです。イラストレーター=感謝でしかありません。

こんな僕をイラストレーターにしてくれて本当にありがとうございます。

カテゴリー: 未分類 | コメントする

【働く人を守る】

とあるカフェに入って、レジでドーナツを頼もうとしました。若く可愛らしい女の子が対応してくれました。

しかし商品を注文しても何度も聞き返されてしまいます。ふと見ると彼女の片耳に補聴器があることに気づきました。おそらくかなり人の声を聞き取りづらいように感じました。

その店舗が彼女にお店の顔であるレジをまかせてること。そのことにすごく感動を受けました。

それは何かあればお店としても全力で責任を持ち、その女の子のことも守るという姿勢だと思うのです。そういう仕事場で働けることはとても幸せなことだと感じました。

カテゴリー: ライフ | コメントする

【経験を咀嚼する】

クリエイティブワークをやっていく上で、年齢を重ねるほど勝負というか、チャレンジの場面は多くなる。1番やっかいなのは、自分のやり方が正解だと主張して時間がずっと止まっているおじさんクリエイターだ。

「職人肌であること」と、「他のやり方に聞く耳を持たない」は似てるようで決定的に違う。歳をとるほど柔軟さや女性的な柔らかさが必要になってくる。

変化しようとしないで若い人に自分の人生を一方的に語るおじさんクリエイターにはならないようにしたい。こういうやり方もあるよ、そんな生き方があるんだ、そうやって老若男女と語り合える人間でいられるよう心がけたい。

いったん知った上で、そこから自分に必要なものを足したり引いたりすればいいのだから。そうやってたくさん咀嚼した経験が個性になるし、魅力になっていくのだと思う。

カテゴリー: ライフ | コメントする

【上京16周年】

9月3日は上京記念日。16年目になりました。

上京したての頃は文字通り裸一貫。不安や失敗、紆余曲折をくり返しながら、たくさんの幸せと成功を頂くことができました。

それは自分に力があったからではありません。ここまで出会ってくれた人達や家族とのつながりと応援、サポートのおかげです。

あとは神さまのような見えない存在の力も多分にありました。

なまけず、おごらず、うぬぼれず、感謝を忘れず。

何度でもこの言葉を唱えていこうと思います。

17年目にして初心に帰ります。

カテゴリー: ライフ | コメントする

【100歳を越えて一人前】

ずっと来たかったすみだ北斎美術館にやって来ました。北斎先輩は観る人へのサービス精神もあるし、ユーモアも惜しみない。

何よりも絵を描くのが好きで仕方ない感じが伝わってきます。老年期になるほど情熱がすごく「100歳を過ぎてやっと絵師として数えられる」と言うのがすごい!

僕はまだその半分にも到達してない。こんなほとばしる情熱絵描きじいさんになろう。そう思いました。

カテゴリー: ライフ, 健康, 展覧会 | コメントする

【新しいチャレンジ】

7月に入りました。暑くなってきて、息をするのも苦しい感じ。鼻から深呼吸を意識して、水分補給もしっかりとりたいと思います。

今年も下半期に突入。新しいチャレンジをする機会が次々に現れ始めてきました。そしていろんなことがスムーズに進んでいます。

そこをサポートしてくれる人がたくさんいます。本当に僕は人に恵まれた人生がいつもあります。

好転のときほど、しっかり地に足をつけて自分の座右の銘のひとつ「なまけず、おごらず、うぬぼれず、感謝を忘れず」を実践しようと思います。

下半期の祈願もこめて、花園神社にておみくじを引きました。結果は…

カテゴリー: ライフ, 未分類 | コメントする

【バベルの塔展】

うっかりしてたら明日で最終日の『バベルの塔展』に行ってきました。土曜日だから並ぶのを覚悟したけど30分待ちで済んだのでよかったです。

ブリューゲルの原画はもちろん素晴らしかったけど、東京芸大のチームが制作した300%拡大複製画と映像がとても美しく、細部まで絵のディテールを理解できて感激しました。

インスピレーションいっぱい頂きました!

カテゴリー: 作品, 展覧会 | コメントする

【祈り】

「がん」という病気はある日突然現れる。実際は潜伏期間や因果関係があってのことなんだろうけど、そんな印象が実体験としてあります。

もしその感情に名前をつけるなら「くやしさ」です。なんで自分たちのもとへそれは来たのだろうと。

本人も家族も苦しみや悲しみを共有しながら、それでも一丸となって闘病生活に立ち向かいます。その時間はとても尊い。

がんを患った父と家族とで過ごした最後の1年間は生涯忘れることのない体験となって僕の胸に刻まれています。あのときは父への愛以外なにも立ち入るものはありませんでした。

小林麻央さんの訃報を聞き、とても胸が痛みます。麻央さんのご冥福を心よりお祈り致します。本当によくがんばられました。

そして残されたご家族のお心と環境が、平和で安息でありますように。  

カテゴリー: ライフ, 未分類 | コメントする