【木に登り泣くヒョウ】


前回の日記に「部屋にこもるのが苦手」と書きました。ただ若いときに閉じこもった時期があります。

25、26歳くらいの頃、地元名古屋の広告代理店デザイン部に勤務してました。とにかくイラストレーターになりたかった。でも名古屋でイラストの仕事はなかなかありません。

ましてや何の実績もない若輩者にはまったく開かない扉でした。当時いた会社は人間関係も悪く、同僚から嫌がらせも受け続けていました。

ある日、僕は仮病を使って会社を休み、一日中部屋にこもって絵を描きまくりました。そして自分がやりたいことへ何もアクションを起こしていないことに失望しました。

そのときに描いた1枚が、この木に登り泣くヒョウ。いまだに手元にあります。たぶんここでスイッチが入ったんだと思います。この数日後、作品をファイルにまとめ単身東京に出ました。

師事していたイラストレーターの河原淳先生にアポを取り、イラストを観て頂いたりお話をいろいろさせて頂きました。僕が初めてイラストレーターになるために起こしたリアルな行動です。

そして僕は東京で活動することを決心したのです。


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